2012年5月17日木曜日

煙草の値段を上げたって、税収はほとんど変わらないんですよ!

まだ日本のタバコは安過ぎます。

たばこ代はいくらかかるか、喫煙者にとっては値上げのたびに気になるところでしょう。
個人のレベルの問題だけでなく、社員がたばこを吸っていることによる会社の損失や、
たばこの税収よりたばこ病の治療にかかる医療費が大きいことなど、
経済上の議論も活発になってきています。

たばこ増税の論拠の一つに、日本のたばこの安さがある。
日本は一般的なたばこで300円だが、
海外では日本円換算でドイツやフランスが600円程度、
英国では1000円を超える。
米国は州ごとに異なるが、
ニューヨークでは800円程度。
このため、日本のたばこ税はまだまだ引き上げられるというわけだ。


推計によると、タバコ価格20円値上げにより、
喫煙者は約300万人減少し、
全体のコストは約8000億円減少しますが、
税収はほとんど変わりません。
増税分を喫煙対策などに充てるためにも、
大幅に値上げして喫煙者の減少とコスト減少の効果とともに、
実質的な税収増の効果を得るべき。

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